相続アシストの無料相談で聞かれること・準備するもの完全ガイド|15分を最大活用する方法を元銀行員AFPが解説

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相続アシストの無料相談で聞かれること・準備するもの完全ガイド

所要時間15分の無料相談を最大限活用する方法を
元銀行員AFP田中由美がわかりやすく解説

電話・Web予約の違い 聞かれる質問トップ10 準備すべき情報・書類

「相続アシストの無料相談って、どんなことを聞かれるんだろう」「15分という短い時間で何をどこまで相談できるの?」「準備不足で電話したら時間が足りなくなるのでは」——サービスの公式サイトには料金や特徴は書かれていても、無料相談の中身そのものを事前に知る手段はほとんどありません。その情報が足りないために、予約ボタンを押すことをためらってしまう方が多いのも事実です。この記事では、相続アシストの無料相談で実際に聞かれる質問・準備しておくべき情報・相談中に必ず確認したい項目を、元銀行員AFP・相続診断士の田中由美の実務経験から整理します。事前に中身を知ってから申し込めば、15分でも十分に見積もりと方針が得られます。

この記事でわかること

  • 相続アシストの無料相談の基本概要(所要時間・対応内容・費用)
  • 電話予約とWeb予約の違い・それぞれのメリット・使い分け
  • Web予約フォームの入力項目と失敗しやすいポイント
  • 15分間の相談の流れ(導入→ヒアリング→見積もり→次ステップ)
  • 相談で聞かれる質問トップ10と、回答例の具体パターン
  • 事前に準備すべき情報リスト・持っておくと良い書類
  • 相談中に必ず確認すべき5つのこと(見積もり・対応範囲・期間)
  • 無理な勧誘があるのか、断り方は必要かという実態

著者:田中由美(AFP・相続診断士・元銀行員)

銀行員として窓口で相続相談を受けていた頃、「準備しているお客様」と「まったく準備していないお客様」の差に毎日のように驚かされていました。ある火曜日の午前、70代の男性が予約時間ちょうどに来店され、クリアファイルから「故人の通帳のコピー」「固定資産税の納税通知書」「おおよその推定相続人のメモ」をすっと取り出されました。30分の相談枠で、概算の遺産額・想定される相続税・次に何をすべきかまで明確な方針をお持ち帰りいただけました。

一方、同じ週の別の日に来店された60代のご夫妻は、「とりあえず相談に来ました」の一言で、資料は何もお持ちではありませんでした。遺産の内訳も「たぶん家と、預金がいくらか……」という状態。30分の枠が終わる頃になっても「まず遺産を把握するために必要な書類を集めましょう」という話で終わってしまい、具体的な見積もりやスケジュールまで踏み込めませんでした。「今日は何も進まなかったな」とおっしゃった表情が今も忘れられません。

無料相談は短時間だからこそ「準備の差」が結果の差になります。相続アシストの無料相談は15分と聞くとさらに短く感じるかもしれませんが、要点をあらかじめ整理しておけば、15分でも見積もりとスケジュールの方向性まで持ち帰れるのが実情です。だからこそ「何が聞かれるのか」「何を準備すればいいのか」を事前に知っておくことが、サービスを賢く使う第一歩なのです。

この記事は「準備ゼロの15分」を「密度の濃い15分」に変えていただくために、私の実務経験をベースに整理したものです。予約ボタンを押す前に、一度最後まで読んでみてください。

相続アシストの無料相談とは——基本概要と所要時間

相続アシストの無料相談は、相続手続きについての最初の窓口にあたる初回ヒアリングサービスです。正式な契約前にサービス内容・料金・対応範囲を確認できる場として設計されています。まずは基本概要を押さえておきましょう。

項目 内容
料金 完全無料(契約前提ではない)
所要時間の目安 約15分(内容によって前後)
相談方法 電話・Webフォームからの折返しが主流
対応範囲 相続手続き全般の状況把握・概算見積もり・次のステップ案内
対応担当 相続に詳しいコンシェルジュ(初回ヒアリング担当)
その後の流れ 必要に応じて税理士・司法書士等の専門家面談へ接続

15分という時間感の捉え方

15分と聞くと「短い」と感じるかもしれませんが、初回ヒアリングの標準時間としては妥当な長さです。詳細な遺産分析・相続税試算などは契約後の専門家面談で行うため、初回は「状況把握と次ステップの方向付け」にフォーカスされます。要点を準備しておけば、概算見積もりと今後のスケジュール感まで得られます。

電話予約 vs Web予約の使い分け

相続アシストへの問い合わせ経路は主に「電話」「Webフォーム」の2つ。それぞれメリットが異なるため、自分の状況・性格・急ぎ具合で使い分けましょう。

電話予約のメリット

  • その場でヒアリングが始まるためスピード感がある
  • 担当者の話し方・対応の丁寧さを直接確認できる
  • 質問のキャッチボールで論点が整理しやすい
  • 文字を打つのが苦手な方でも相談しやすい
  • 急ぎ(期限が迫っている)の案件に向いている

Web予約のメリット

  • 24時間いつでも申し込める(夜間・早朝もOK)
  • 事前に情報を入力するため折返し時の話が早い
  • 話すのが苦手・緊張する方でも申し込みやすい
  • 平日昼間に電話できない働き世代に向いている
  • 書いているうちに自分の状況が整理される
こんな方に向いている おすすめの予約方法
相続税申告の期限(10ヶ月)が迫っている 電話予約
担当者の声や雰囲気を先に確認したい 電話予約
日中は仕事で電話できない Web予約
電話で説明するのに自信がない Web予約
遺産の内訳を文字で整理して伝えたい Web予約
とにかく早く話を聞きたい 電話予約

元銀行員としての本音アドバイス

「迷ったらWeb予約」がおすすめです。理由は2つあります。①フォームに入力するプロセスで、自分の状況が整理されるため。②フォームの内容を担当者が事前に読み込んだうえで折り返してくれるため、折返し時に同じ説明を繰り返さずに済みます。ただし「相続税申告の期限まで残り3ヶ月以下」という緊急度が高いケースは、電話予約で即日の方向付けを得る方が結果的にスピーディです。

Web予約フォームの入力項目と注意点

Web予約を選ぶ場合、フォームでの入力が最初のステップです。一般的な相続相談のフォームで求められる項目と、記入時の注意点をまとめました。サービスによって項目は前後しますが、以下の構成で準備しておけば大半のフォームに対応できます。

氏名・連絡先

相談者本人の氏名・電話番号・メールアドレスを入力します。折返しの電話が来るため、つながりやすい時間帯を併記すると親切です(例:「平日18時以降希望」)。日中連絡がつきにくい方は、メール中心でのやりとり希望も伝えておくと安心です。

相談者と被相続人の関係

「配偶者」「子」「兄弟姉妹」など、亡くなった方との続柄を選択・記入します。この情報で法定相続人の推定ができるため、概算見積もりの精度が変わる重要項目です。相談者自身が相続人でない場合(代理で調べている等)は、その旨も併記すると誤解が少なくなります。

相続発生日(死亡日)

亡くなった日は手続き期限の起点になる最重要情報です。相続放棄3ヶ月・準確定申告4ヶ月・相続税申告10ヶ月の期限がすべてここから計算されます。すでに相続が発生しているか、生前相談(予防のための相談)かで対応が大きく変わります。

相続人の人数(分かる範囲で)

法定相続人の人数は基礎控除額の計算に直結します(3,000万円+600万円×法定相続人数)。正確な数が分からなくても「配偶者+子2人」など大まかな構成を伝えるだけで十分です。養子・認知・前妻の子などがいる場合は備考に書き添えておきましょう。

遺産のおおよその内訳

「自宅土地建物・預貯金・有価証券」など、分かる範囲での遺産の種類を記入します。正確な金額は不要です。「預金は複数の銀行にある」「マンションを1室所有している」などの粗い情報で十分。フォームに自由記入欄がある場合はここに書きます。

相談の具体的な悩み・質問

自由記入欄がある場合は「何に困っているのか」「何を知りたいのか」を箇条書きで記入しましょう。例:「相続税がかかるのか知りたい」「自宅の名義変更の方法が分からない」「兄弟で遺産分割がまとまらない」など。具体的であるほど、折返し時の準備が整います。

フォーム記入時の3つの注意点

  • 正確さより速さ:分からない項目は「不明」「調査中」でOK。完璧を目指して送信が遅れる方が機会損失が大きい
  • 希望連絡時間帯を明記:日中電話が取れない方は「平日19時以降」「土日の午前」など具体的に書く
  • 自由記入欄を空欄にしない:一言でも「何に困っているか」を書くと対応の質が上がる

無料相談の流れ——15分の中身を時系列で解説

15分の無料相談は、おおむね「導入 → ヒアリング → 概算見積もり → 次ステップ案内」の4ブロックで構成されます。時間配分を知っておくと、どこでどんな話をすべきかが見えてきます。

1

導入(最初の2〜3分)

担当者の自己紹介(コンシェルジュの所属・役割)、相談の進め方の説明、Web予約フォームに入力した情報の確認から始まります。ここで「この人に話せそうか」という相性が見えてきます。気になる点があれば遠慮なく質問してOKです。

2

ヒアリング(中盤の7〜8分)

ここが15分相談の中心ブロックです。相続発生日・相続人の構成・遺産の内訳・現在お困りのことなどを一通りヒアリングされます。準備した情報メモを見ながら答えると、漏れがありません。「分からないことは分からない」と伝えてOKです。

3

概算見積もり・方針提示(3〜4分)

ヒアリング内容をもとに、おおまかな費用感・対応範囲・必要な専門家(税理士・司法書士等)・おおよそのスケジュールが提示されます。詳細な遺産評価・相続税シミュレーションは契約後になるため、ここでは「幅のある見積もり」が通常です。「〇〇万円〜〇〇万円」という幅で示されます。

4

次ステップの案内(最後の1〜2分)

「次に何をすればいいか」が案内されます。契約に進む場合は書類郵送・面談日程の設定、必要書類の指示。契約に進まない場合は「自分でできる範囲」や「別の方がよい理由」を率直に教えてもらえます。その場での即決は不要で、持ち帰って検討可能です。

15分で「得られるもの」と「得られないもの」

得られるもの:概算費用の幅・必要な専門家の種類・おおよその期間・次にすべき行動・自社で対応可能な範囲。方針を決めるうえで十分な材料になります。

得られないもの:正確な相続税額・詳細な遺産評価・具体的な遺産分割案。これらは契約後の専門家面談で行うため、15分では仕上がりません。期待値のズレを防ぐため、この線引きは知っておきましょう。

聞かれる質問トップ10——具体的な質問と回答のコツ

無料相談でよく聞かれる質問を、元銀行員として窓口で受けてきた経験と照らし合わせて整理しました。事前にこの10問に答えを準備しておけば、15分が密度の濃い時間になります

Q1. いつ亡くなられましたか?(相続発生日)

相続放棄3ヶ月・準確定申告4ヶ月・相続税申告10ヶ月の期限計算に必須の情報です。「2025年〇月〇日」と正確に伝えましょう。まだご存命の生前相談の場合は「現在ご存命で、将来のために相談したい」と伝えます。日付が分からない場合は死亡診断書または戸籍謄本で確認できます。

Q2. 相続人は何人ですか?(続柄の構成)

法定相続人の人数は基礎控除額を決める重要な情報です。「配偶者1名+子2名」などと簡潔に伝えます。再婚歴・養子・認知の子など、通常の家族構成と異なる事情がある場合は「細かい事情もあり」と備考的に伝えておきましょう。相続人調査は戸籍収集で後日確定するため、現時点の把握で十分です。

Q3. 遺産のおおよその総額はどれくらいですか?

相続税申告の要否判定と、サービス費用の概算見積もりに使われる情報です。正確な金額は不要で「3,000万円くらい」「1億円を超える規模」といった幅感で十分。分からない場合は「預金1,000万円くらい、自宅を所有、有価証券は少し」など内訳ベースで伝えてもOK。「全く見当がつかない」場合もその旨を正直に伝えればサービス側でも別ヒアリング方法を提示してくれます。

Q4. 不動産はありますか?どのような物件ですか?

不動産があるかないかで、司法書士の関与が必要かが決まります。「自宅(一戸建て/マンション)」「実家の土地」「賃貸用のアパート」など種類を伝えましょう。場所(市町村)まで伝えられれば概算評価に役立ちます。固定資産税納税通知書に書かれた固定資産税評価額を見ながら伝えられると、さらに見積もり精度が上がります。

Q5. 遺言書はありますか?

遺言書の有無で手続きの流れが大きく変わります。「ある/ない/わからない」で答えます。ある場合は「自筆」「公正証書」など種類も。公正証書遺言の場合は検認不要ですぐに手続きに使えますが、自筆遺言は家庭裁判所での検認が必要です。「見つけたが封が閉じている」場合は絶対に開封せず、その旨を伝えましょう。

Q6. 借金・ローンなど負債はありますか?

借金がある場合は相続放棄の検討につながる重要情報です。「住宅ローンが残っている」「消費者金融から借りていた」「保証人になっていた可能性がある」など分かる範囲で伝えましょう。不明な場合は信用情報機関(CIC・JICC・KSC)への開示請求で確認できる旨を案内してもらえます。マイナスの財産が多い場合は3ヶ月以内の相続放棄が選択肢になります。

Q7. 相続人同士で揉めそうな事情はありますか?

兄弟仲が悪い・生前の金銭的支援の差・介護負担の偏りなど、遺産分割で揉めそうな事情を伝えます。揉めそうな場合は弁護士の関与が必要になることもあります。「表面上は仲が良いが、遺産のことで微妙な空気がある」といった繊細な情報も、見積もりの精度と対応チーム編成に影響するため、正直に伝えましょう。

Q8. 相続人はどこにお住まいですか?(遠方の方はいらっしゃいますか?)

遺産分割協議書には全相続人の実印押印が必要なため、遠方・海外在住の相続人がいると手続きに時間がかかります。「〇〇県在住が2名、△△県在住が1名」など伝えましょう。海外在住者がいる場合は「サイン証明書」が必要になり、通常より時間と費用がかかります。認知症の相続人がいる場合は成年後見の手続きが必要になるケースもあります。

Q9. 今いちばん困っていること・急ぎの問題は何ですか?

「預金が凍結されて生活費が出せない」「固定資産税の支払いが迫っている」「申告期限まで〇ヶ月しかない」など、具体的な困りごとを伝えます。ここで急ぎの優先順位付けがされるため、遠慮せず率直に話しましょう。「全部不安で何から手をつけていいか分からない」というのも立派な困りごとです。

Q10. 他の相続サービス・専門家と比較検討されていますか?

比較検討中であることを伝えても失礼ではありません。「信託銀行にも相談している」「知人の税理士に聞いてみている」など正直に話すことで、かえって自社の強み・他社との違いを説明してもらいやすくなります。営業トークに流されないためにも、比較前提であることをはっきり伝えるのは有効です。

無料相談の準備をする日本人

事前に準備すべき情報リスト(チェックリスト)

無料相談前に手元で整理しておくべき情報を、チェックリスト形式でまとめました。A4用紙1枚にまとめておけば、電話・Web予約どちらでも対応できます

無料相談・事前準備チェックリスト

① 基本情報

  • 被相続人(亡くなった方)の氏名・生年月日・死亡日
  • 相談者(あなた)の氏名・続柄・連絡先
  • 相続発生の場所(市区町村)

② 相続人情報

  • 法定相続人の人数と続柄(配偶者・子・兄弟等)
  • 各相続人の現住所(市区町村レベルで可)
  • 遠方・海外在住者の有無
  • 未成年・認知症・行方不明の相続人の有無

③ 遺産の概要

  • 預貯金:銀行名・おおよその残高(分かる範囲)
  • 不動産:種類(自宅/土地/マンション等)・所在地
  • 有価証券:証券会社名・おおよその評価額
  • 生命保険:契約会社名・受取人・保険金額の目安
  • その他の資産(車・貴金属・事業用資産等)

④ 負債情報

  • 住宅ローン・自動車ローンの残債
  • 消費者金融・クレジットカードの借入
  • 保証人になっている可能性
  • 未払いの税金・公共料金

⑤ 書類の有無

  • 遺言書(自筆/公正証書/ない/不明)
  • エンディングノートの有無
  • 生前贈与の記録(過去10年以内の大きな贈与)

⑥ 相談したい内容

  • 今いちばん困っていること(箇条書きで3つ)
  • 知りたいこと・聞きたい質問(箇条書きで3つ)
  • 期限が迫っている事項(申告期限・相続放棄期限等)

準備しておくと良い書類

無料相談時点で必須の書類はありませんが、手元にあれば見積もりの精度が格段に上がる書類をご紹介します。すべて揃える必要はありません。「あればでOK」という感覚で探してみてください。

書類名 なぜ役立つか 入手先
固定資産税納税通知書 不動産の固定資産税評価額が分かり、相続税試算の精度が上がる 毎年4〜5月に市区町村から郵送
通帳のコピー(最新ページ) 預金残高の把握・相続財産リスト作成の元データになる 手元の通帳(銀行窓口で再発行も可)
証券会社の残高報告書 株式・投資信託の評価額が把握できる 証券会社から郵送またはWebマイページ
生命保険証券 死亡保険金額・受取人の確認。非課税枠(500万円×法定相続人数)の算定 契約時に発行された証券
遺言書(ある場合) 相続の進め方が大きく変わるため、最重要書類 自宅の金庫・銀行貸金庫・公証役場
戸籍謄本(手元にあれば) 相続人の確定に使用。なければ契約後に取得でもOK 本籍地の市区町村役場
自筆メモ(家族構成・遺産一覧) 公式書類がなくても、自作の整理メモがあれば十分役立つ 自分で作成

書類が揃わなくても相談は可能です

「書類が全然揃っていないから相談できない」と考える必要はありません。書類は手元にあれば見積もり精度が上がるというだけで、なくても相談自体は問題なく進みます。相続手続きに必要な書類の全体像については相続手続きに必要な書類まとめの記事もあわせて参考にしてください。

相談で必ず確認すべき5つのこと

15分の相談時間を「聞かれるだけ」で終わらせないために、こちらから必ず確認すべき5つのポイントをご紹介します。これを押さえておけば、契約後の「こんなはずじゃなかった」を防げます。

1

総額いくらかかるのか(見積もりの幅)

「私のケースだと、総額でおおよそいくらくらいでしょうか?」と率直に聞きましょう。「〇〇万円〜〇〇万円」という幅で返答があるはずです。単一の金額だけを言われた場合は「下限と上限の幅も教えてください」と追加質問を。この幅の提示が曖昧な場合は、他社との比較検討を検討した方が安全です。

2

対応範囲はどこまで含まれるか

「この見積もりには、相続税申告・登記・預金解約・遺産分割協議書作成のどこまで含まれますか?」と範囲を明確にします。「申告は別料金」「登記は別の司法書士事務所」といったケースは珍しくないため、必ず確認を。追加料金が発生しそうな項目があれば、その金額も聞いておきましょう。

3

完了までの期間(スケジュール感)

「契約してから手続き完了まで、おおよそどれくらいかかりますか?」と期間を確認します。相続税申告がある場合は10ヶ月の期限があるため、そこから逆算したスケジュール感が出てくるはずです。「〇ヶ月」という明確な目安がない場合は、サービス提供のスピード感に問題がある可能性もあるため注意しましょう。

4

担当する専門家は誰か

「実際に担当してくださるのは税理士さん・司法書士さん・行政書士さんのどなたですか?」と担当者の職種を確認します。相続税申告は税理士のみが行えるため、「ワンストップ」と言いつつ税理士の関与がない場合は要注意。専門家のプロフィール・経験年数・得意分野も聞いておくと、相性の判断材料になります。

5

途中解約は可能か(条件と返金の有無)

「契約後に進捗に満足できない場合、途中で解約することは可能ですか?その場合の返金条件は?」と確認します。クーリングオフ期間の有無・解約時の精算方法は、契約前に必ず押さえておくべき項目です。「解約できない」「返金不可」と言われた場合は、契約そのものを再検討した方が安全です。

メモを取りながら相談する

15分の相談中は、必ずメモを取りながら聞きましょう。特に見積もり金額・対応範囲・期間・担当者名は、あとで複数サービスと比較するための重要データです。電話なら紙とペンを手元に、Web相談なら画面下にメモアプリを開いておくと安心です。通話録音機能を使いたい場合は、相手に事前に一言断りを入れるのがマナーです。

無理な勧誘はあるのか?——実態と断り方

「無料相談って言っても、結局しつこく勧誘されるのでは?」——これは多くの方が抱く不安です。結論から言うと、相続分野の正規のサービスでは、過度にしつこい勧誘は一般的に少ないと私は感じています。ただし、気持ちよく断る方法を知っておくと安心感が違います。

なぜ過度な勧誘は少ないのか

相続は「急いで決めるべき案件」ではなく、複数の専門家との比較検討が前提のサービスです。無理に契約を迫るほど、かえって信頼を損ないクチコミで評判が落ちるため、正規のサービスは長期的視点で丁寧対応を選ぶ傾向があります。「持ち帰って検討しますね」と伝えれば、通常はすんなり受け入れてもらえます。

相談後の連絡頻度はどれくらい?

一般的には、相談後に1〜2回のフォローアップ連絡(メール・電話)が来ることがあります。「検討状況はいかがですか?」という確認ベースが中心で、押し売り的な内容は通常ありません。気になる場合は最初の連絡で「連絡は控えてください」と伝えればOKです。

気持ちよく断るための3つの言葉

① 他社と比較検討したい場合

「他にも2〜3社ほど話を聞いてから決めたいので、一度持ち帰らせてください。結果が出たらこちらからご連絡します。」

② 家族と相談してから決めたい場合

「相続人全員で話し合ってから決めたい案件なので、一週間ほどお時間をいただけますか。必要があればこちらから再度ご連絡いたします。」

③ 自分で手続きする方針に変わった場合

「今回は家族の事情で自分で進めることにしました。丁寧にご説明いただきありがとうございました。今後別件でお願いするかもしれないのでその際はよろしくお願いします。」

無料相談を終えた日本人

相談後の契約〜サービス開始までの流れ

無料相談後、実際にサービスを利用することになった場合の一般的な流れをご紹介します。相続アシストを含む多くのワンストップ型サービスで、おおよそこのような流れが採用されています。

1

見積書・提案書の受領(相談後1〜3日)

無料相談の内容をもとに、正式な見積書・サービス提案書が郵送またはメールで届きます。内訳項目・対応範囲・期間が明記されているので、じっくり確認しましょう。この段階で分からないことがあれば、遠慮なく担当者に追加質問を送って構いません。

2

契約書の締結(見積もり承諾後)

見積内容に納得したら、業務委任契約書に署名・捺印します。契約書には対応範囲・料金・支払時期・解約条件などが記載されているため、印鑑を押す前に一通り目を通しましょう。不明点があれば質問してから締結するのが鉄則です。

3

担当専門家との初回面談

契約後、実際に担当する税理士・司法書士・行政書士との初回面談が設定されます。ここで詳細なヒアリング(家族構成の確定・遺産の詳細調査)が行われ、正式なスケジュールが確定します。オンライン面談・訪問・事務所来訪など、希望の方式を選べることが多いです。

4

必要書類の収集・提出

戸籍謄本・住民票・不動産登記簿・通帳コピーなど、サービス側から提示された必要書類を集めて提出します。戸籍の取り寄せなどは司法書士・行政書士が代行してくれるケースもあるため、「どこまで自分でやるか」を確認しておきましょう。

5

遺産分割協議・各種手続きの進行

相続人全員での遺産分割協議、預金解約、不動産名義変更、相続税申告などが並行して進行します。進捗は定期的(月1回程度)に報告され、不明点があれば随時相談できます。手続きの全体像については相続手続きの流れまとめの記事も参考にしてください。

6

完了報告・精算(数ヶ月後)

すべての手続きが完了した後、完了報告書の受領と最終精算が行われます。相続税申告がある場合は10ヶ月以内、申告が不要な場合は3〜6ヶ月程度で一連の手続きが終わるのが一般的です。完了後も不明点があれば追加相談できる事務所も多いので、関係は完全に切らなくて良いことが多いです。

ONE-STOP SOLUTION

無料相談の内容を事前に知ってから申し込みたい方へ

相続アシストのサービス内容・料金・特徴・5ステップの利用の流れを詳しく解説。無料相談を申し込む前にサービス全体を把握できます。

よくある質問

Q. 無料相談は本当に無料ですか?あとで請求されることはない?

初回15分程度のヒアリング相談は完全無料です。正式な契約を締結するまで費用は一切発生しません。「相談料」「見積もり作成料」などの名目で請求されることもありません。ただし、契約後のサービス利用料は別途発生しますので、契約書に署名する前に必ず料金内訳を確認しましょう。心配な場合は無料相談の冒頭で「どの段階で費用が発生しますか?」と確認しておくと安心です。

Q. 相続発生前(生前)でも相談できますか?

はい、多くのサービスでは生前相談にも対応しています。「親の相続を見据えて、今のうちに準備しておきたい」「自分の相続対策を考えたい」といった相談も歓迎されます。むしろ生前相談の方が、遺言書作成・生前贈与・家族信託などの選択肢が豊富で、有効な対策が取りやすいケースが多いです。無料相談の冒頭で「現時点で相続はまだ発生していないが、将来に備えたい」と伝えれば大丈夫です。

Q. 15分で本当に十分な情報が得られますか?

事前準備をしっかりしていれば、十分な情報が得られます。具体的には「概算の費用感」「対応範囲」「必要な専門家の種類」「次に取るべき行動」が15分で明確になります。一方、「正確な相続税額」「詳細な遺産分割シミュレーション」などは契約後の専門家面談で行うため、初回では仕上がりません。「方針を決めるための材料を得る15分」という位置付けで考えると過不足ない時間です。

Q. 相続人の一人だけで相談しても大丈夫ですか?

はい、相続人の代表者一人で相談を始めるのが一般的です。実際の手続きでは全相続人の同意が必要ですが、初回の情報収集・見積もり段階では代表者だけで問題ありません。後で他の相続人と情報共有するために、相談内容のメモや見積書を持ち帰っておくと、家族間の議論がスムーズに進みます。「代表として情報収集している」と冒頭で伝えておくとよりスムーズです。

Q. 遺産の全容が分からない状態でも相談できますか?

はい、全く問題ありません。むしろ「遺産がどこにどれだけあるかよく分からない」という状態から相談に来る方は少なくありません。そのようなケースでは、遺産調査(預金口座調査・不動産調査など)からサービスに含めてもらうことが可能です。分からないことは「分かりません」と正直に伝えれば、サービス側でも適切なヒアリング方法を提案してくれます。「分からないから相談する」のは全く普通のことです。

Q. 相談後すぐに契約しなければいけませんか?

いいえ、その場での即決は必要ありません。見積書・提案書を持ち帰って、家族や他の相続人と相談してから決めるのが通常の流れです。ただし、相続放棄3ヶ月・相続税申告10ヶ月などの期限が迫っているケースでは、早めの意思決定が求められます。迷う場合は「〇日までにお返事します」と期日を区切って持ち帰ると、検討しやすくなります。複数のサービスと比較検討する場合も、2〜3社に絞って順に相談するのがおすすめです。専門家選びの基準は相続専門家の選び方の記事もご覧ください。

Q. 電話での相談中にメモを取っても失礼ではないですか?

失礼ではありません。むしろメモを取ることは「真剣に検討している」というポジティブなサインとして受け取られます。見積もり金額・対応範囲・期間・担当者名などは、あとで複数サービスと比較するためにも重要なデータなので、必ずメモを取りましょう。「後ほど内容を整理したいのでメモを取らせていただきます」と一言断っておくと、担当者もゆっくり説明してくれます。

この記事のまとめ

相続アシストの無料相談を最大活用するポイント

  • 相続アシストの無料相談は所要時間約15分・完全無料。初回ヒアリングで概算費用・対応範囲・次ステップが得られる
  • 電話予約はスピード感・Web予約は情報整理が強み。急ぎは電話、それ以外は迷わずWeb予約で十分
  • Web予約フォームは「分からない項目は不明・調査中で送信」を優先。完璧を目指して遅らせる方が機会損失
  • 15分は「導入2〜3分 → ヒアリング7〜8分 → 見積もり3〜4分 → 次ステップ1〜2分」の4ブロック構成
  • 聞かれる質問トップ10を事前に想定し、相続発生日・相続人構成・遺産概要・負債・困りごとを整理しておく
  • 事前準備チェックリスト6項目(基本情報・相続人・遺産・負債・書類・相談内容)をA4用紙1枚にまとめる
  • あると便利な書類は固定資産税納税通知書・通帳コピー・証券残高報告書・保険証券・遺言書。揃わなくても相談は可能
  • 相談中に必ず確認する5項目:総額見積もり・対応範囲・期間・担当専門家・途中解約条件
  • 過度な勧誘は通常ない。「持ち帰って検討」「家族と相談」「他社と比較」などシンプルな断り方で十分
  • 相談後の流れは「見積書受領 → 契約締結 → 担当専門家面談 → 書類収集 → 手続き進行 → 完了報告」の6ステップ
  • 相談後すぐの即決は不要。2〜3社比較して選ぶのが安全。期限が迫る場合のみ早期決定を検討
  • 必ずメモを取りながら相談する。見積もり金額・対応範囲・期間・担当者名は後の比較検討データになる

無料相談は「契約の入口」ではなく「情報収集の場」です。15分を最大限活用するカギは事前準備にあります。この記事のチェックリストをA4用紙1枚にまとめて手元に置き、電話かWebフォームで気軽に申し込んでみましょう。準備があれば、15分で方針が見えます。相続手続き全体の流れは相続手続きの流れまとめ、必要書類の全体像は相続手続きに必要な書類まとめ、専門家選びの基準は相続専門家の選び方の記事もあわせて参考にしてください。

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